生き残る人々

日本の消費税が8%に上がり、数年後には10%とあがる。

 

日本経済が上向きになった時にじわじわと真綿で首を締め上げていく。

大多数の日本人がこのままでいいのか?と考える中、海外に目を向ける人

々も少なくない。

 

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以前消費税が導入された後、円高もあってか積極的に海外旅行へ行き海外

でお金を消費された方も中にはおられるだろう。

 

さて、今回はというと円安の現在そうそう海外で消費せずに、今後の日本

経済の先読みも難しく、日本国民全員が様子見でそろりそろりとゆっくり

と動いているように感じられる。

 

私の御客様の多くは、香港に口座開設に来たり、海外ファンドを買いにき

たりする方が大多数である。こういった方々の気持ちとしては、お金を増

やしたいという気持ちは勿論あるが、その他に今後の日本の金融がどうか

なるのではないか?という心配が大きい。

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ほんの十数年前までは、日本こそアジアの中心であり、日本主導でアジア

を牽引していくと思い込んでいた。金融ビッグバンと銘うってみたものの、

21世紀のフタを開けたら、シンガポールと香港が金融大国。果たして金融

ビックバンの日本はどうなったのか?

 

東京がシンガポールと香港と同じなのは 不動産の上昇ぐらいなもので、

それもオリンピックのおかげである。

 

これでは多くの日本人が海外にお金を持ちだす気持ちも分からなくはない。

何しろこの先不安でたまらない空気が日本に蔓延しているからだ。

 

私は金融のプロではないので、断言できないが、日本からお金を持ちだす

お客様を数多くみていると、今後の日本の金融が心配になってくる。

 

勿論、中国の景気も不安ではある。中国人の金持ちは、なにかこう日本人

に比べて商魂たくましい気がする。今後は何が何でもといった気概の持ち

主だけが、生き残っていけるサバイバルだろう。

 

日本人も香港やシンガポールの金融都市に目を向けすぐに、自身で現地に

出かけるフットワークを持ち 御自身の資産防衛をされる方々が生き残っ

ていくのかもしれない。

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現在日本が海外に褒めてもらっているのは、食文化。このところ儲けてい

るのは、海外進出した和食レストラン。昔に比べてどんどんと加速がつい

たかのように和食屋が海外に進出している。日本食人気にあやかって、す

ぐに海外に目をむけ出店できるフットワークを持つ企業は素晴らしいと思

う。

 

もちろん、日本食関係の企業だけでなく、個人も同じで海外にも目を向け、

チャンスだと思えば 海外にでるぐらいの気概が欲しい。

 

日本国内ばかりに目をむけず、視野を広く持って頂きたい。飛行機で3時

間ちょい、こんな近くに香港という金融都市がある。会社も日本に比べ、

簡単に設立ができ、法人税も安い。この場所を使い、自分の人生に役に立

てられないだろうか?まずは視察、自分の目で海外をみて、考え行動でき

る人が、今後の日本で生き残っていくのではないかと思う。