Rich MAN in Hong Kong 3 〜資本主義〜 

中国人の金持ち経営者はたくさんいる。それも日本人経営者が羨むほどの資産を持っている者が圧倒的に多い。

 

資本主義とは資本を持つ者が、他人を働かせその労力から生まれる利益の一部を搾取して、また更に資本(権力)を増大させるものである。

 

もちろん、中国は資本主義国ではないのだが、こういった意味では中国人は資本主義を徹底的に取り入れている。そして、安く使える労力と客になるであろう人民が豊富にいる中国は経営者にとって良い環境であるといえる。こうなってくると、持つ者と持たざる者の差はとてつもなく大きくなるのは必然であろう。

 

もちろん、従業員の質や扱い方の難しさ、役人への賄賂、昨今の賃金や通貨元の上昇などの要因から現在の中国の経済が危ういとされている。

 

それでも尚、資本を持つ者の多くは香港やシンガポールなどタックスヘイブン地域を使い、その資本を投資に回し、国からの搾取を逃れて資本(権力)を強固にしていく術(すべ)を知っている。

 

こうして膨れ上がった金の流れる所は金が膨らむ投資先であり、株、債権、ゴールド、そして不動産である。現在香港もシンガポールも不動産は高い推移のままである。今回訪れた160億の邸宅もそのうちのひとつである。

 

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(山頂にあるジャグジー)

 

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(中国マッサージルーム)

 

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(屋上のテラスではバーベキュー施設)

 

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(地下に続く階段)

 

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(地下には高価なワインが所狭しと置いてある)

 

もし、同じ建物が別の場所、別の時代であればこんな大きな金額にはならない。

 

現在のこの香港という地の山頂(ピーク)にあるという事が大きな価

値を生んでいる。その時代のに建てられた物が、現在160億として価値がついたのである。

 

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(テラスからは、観光客が夜景を見る為の施設が見える)

 

観光客その場所に資金が集まった結果がこの金額になったのであろう。

 

商業施設が集まるでもなく、ゴールドや鉱山、油田、温泉が眠っている場所でもない。

 

むしろ、このうえなく不便な場所である。

 

元々は、湿気が多く暑い香港の中で植民地としたイギリス人たちが避暑地として利用した山地ではその中を見る事はなかなかできないが、山頂(ピーク)にはこのような建物がたくさん建っている。

 

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