Rich MAN in Hong Kong 2 〜160億円の邸宅〜

世界各地から観光客が訪れる香港。

 中でも山頂(ヴィクトリア ピーク)は、山の頂から100万ドルの夜景を眺める事ができる為、多くの観光客が訪れる。

 

ヴィクトリア ハーバーと香港、九龍の街並みを大パノラマで見渡した瞬間目を奪われる。

 

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通常観光客はピークトラムを使い、麓の駅から山頂まで運ばれる。

 

身体が傾き、背中には圧がかかり、窓の外に見える景色が傾いて見えてしまう。まるで昔の遊園地で見かけたビックリハウスのような錯覚を起こさせる急勾配を楽しみ一気に山頂の駅まで上がることができる。

 

その山頂に上がるまでには、実は世界の中でも大金持ちと呼ばれるRICH MAN達の別荘・邸宅が存在するのだが、そのほとんどは観光客には目にする事はできない。

 

もし、あなたがピークトラムを使わずに車で山頂へ向かうと何本もの邸宅へ続く私道に気が付かれるかもしれない。

 

毎日訪れる観光客から目の届かない場所にはRICH MAN達の邸宅が存在するのだ。

 

標高552M ヴィクトリア湾を挟む最高の夜景を見下ろす事ができる最高の立地、高級住宅地街 ザ・ピーク。

 

もともとは、英国の高級官僚を中心とした外国政府関係者 裕福な西洋人たちの避暑地であった。

 

世界の金持ちが集まる香港、その香港の高級別荘地である。値段も桁違いである。

 

何十億の邸宅が点在する。その中でも今回借りる事ができたとある別荘の値段を聞いて驚いた。

 

なんと160億円もの値段がつけられた別荘である。香港は家の値段が高く、億ションと呼ばれるマンションは当たり前。しかし、160億円の邸宅というのは、桁違いだった。

 

いったい一日借りるだけでもいくらの値段が必要なのだろうか。そんな事を思いめぐらせながらタクシーに乗り込んだ。

 

避暑地である山を赤いタクシ―で上っていくと、途中で住所が書かれた案内板が見えた。そこからは、私道である。今度はゆっくりと私道をおりて行くとゲートがある。

 

黒い門が開け放たれていた。そこをくぐると、吹き抜けの天井に立派なシャンデリアが輝く邸宅が建っていた。

 

 

 

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この邸宅で華やかな絵画の展示会が開催されたのである。

 

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*兀下氏の若き日々「ハゲチャ便 イタリア日記」  

 

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