街中の撮影隊
香港人の友人とまたしても銅鑼湾(トンローワン)を歩いていた。
銅鑼湾の街中を通る二階建てトラム
ミュシュランの星なぞ取ってしまった昔ながらの店のワンタン麺をすすり、(安い・少ない・小汚い・でも、うまい!)
創業160年,ワンタン麺一筋!
まだ時間があるので、東京青山にもあるFIAT CAFÉで車でも観ながらコーヒーでもしようとなった。(実際 車には一切興味は湧かないが)
CAFÉに行って見ると人だかりが。たまたま映画かドラマの撮影に出くわした。中国人?いやハーフか、いやここは、MIXと言うべきか?といった綺麗な女優さんが、CAFÉ入口で演技をしている。
「おい、あれ誰だ、知ってる?」
「ああ、あれだ あれ、アンジェラ ベイ… ビ… いや違うかな….。ああ、度忘れした」と、友人は芸能通を気取って、分ったふりをする。
香港の街を歩いていると、よく映画かドラマの撮影を見かける事が多い。自分は名前は知らないが有名であろう役者さんに遭遇する事もある。
昔の事だが、オフィスでデスクワークに勤しんでいた時の事、「パン パン」と乾いた音が裏の通りで響き渡った。すぐにビル裏手の窓を開けると拳銃持った男がみえた。
ま、それと共にカメラやら音声やら色々な機材を抱えた人たちも一緒にいるのがみえたので、一目で撮影だなと分かったが。こういった銃撃戦があるのは、勿論、香港映画やドラマの中だけで総じて香港の治安は良いのである。
「この前、ブラピとアンジー 双子連れてきてたよな」
「ああ、インターコンチネンタルホテル泊まって、街にでて3000万円ほどのジュエリーを買ってプレゼントしたみたいだな。香港のゴシップ誌にでてたぞ。」
「ああ、知ってる。この前お客さんが御夫婦でインターコンチに宿泊されたんで、アンジーはブラピに3000万のジュエリーを買ってもらったんですよって奥さんにお教えして差し上げた」
「ひどいな それ 笑」
「その場ではお客さんも笑ってくださったけど、その晩ホテルに戻られてから奥さんの本気のおねだりがあったかもね。笑」
FIAT Caféでそんな他愛のない会話を楽しみながら、入口で行われている撮影を眺める。
人だかりはできているものの、監督が「アクション」と声をかけると野次馬も黙り込む。
ふだん声が大きい香港人たちも映画やドラマになるとマナーは守られているのが面白い。
だが、以前香港で撮られていた「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」、北角ノースポイントの街市でのロケ中に尖閣問題の反日のあおりを受けて、かなり嫌がらせがあったらしい。「トランスフォーマー」のマイケル ベイ監督も10月に撮影中、顔を殴られて軽傷を負った。まったくこんなんじゃ外国映画やドラマの香港ロケは減ってしまう。こっちとしては、たくさんの映画やドラマが香港を舞台にして来てもらったほうが、お客に話すネタが増えて助かるのに やれやれ困ったものだ。
ブルースリーの映画 死亡遊戯でロケに使われた四川料理店 南北楼 (煙に巻くエビチリが有名だ)
恋する惑星や傷だらけの男たちのロケ地 SOHO
映画花より団子ファイナルのロケで使われたインターコンチネンタルホテル
ジャッキーチェン プロジェクトAのロケ地 元水上警察跡の1881 Heritage
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